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銀河機攻隊マジェスティックプリンス 第11話「オペレーション・アレス」

ケレス大戦後、火星で墜落したウルガルの母艦が発見。
そこに残されたデータを回収する新たなミッションが発動される。
しかし、母艦は深さ7キロもあるマリネリス渓谷の淵にあり、少しでも衝撃が加われば落下。
また、火星の重力で自壊するまで最長36時間しかない。
磁気を帯びた砂嵐の影響で各種センサー、通信もままならない中、チームラビッツの5人はそこでクローン技術で作られたウルガル兵に出会う。

バンダイチャンネル「銀河機攻隊マジェスティックプリンス #011」より

VRの世界が楽しすぎて、仕事から帰ったら仮想世界に引きこもる毎日。
誰も見てないしいいやという精神で更新が滞る。
そろそろ肘と膝が悲鳴を上げてきたので、休憩がてらのブログ更新。
学生時代の経験上、関節は一度やると一気に脆くなるので
これ以上新しい関節を痛めるわけにはいかないのです。

そしてちょっと間があいてのマジェプリ鑑賞。
何気にタマキ回ですね。
いつもより一段と表情がころころと変わっていくのがとてもかわいい。

あらすじの一行目にある「火星で墜落したウルガルの母艦が発見。」
ウルガルの母艦が発見」ってちょっとおかしい文章だなとか、「母艦を発見」ちゃうのとか
どうでもいい事を考えてしまいましたが
火星にあるウルガルの母艦の中に入ってデータを回収する作戦です。
火星の重力について「地球の1/3もある」という表現が何気に印象的。
まぁでも、よくよく考えると地球から近い天体の中だと、たしかに重力強い方なんだなぁと。
そして地球の重力意外と凄いなって感じですね。

 

そして火星に降りると、今度は物凄い砂嵐になっています。
この砂嵐って、火星に住む時に結構問題になるらしいですよね。
基地を作るのも大変だし、作ってからも基地に引きこもるだけになっちゃうんで
これじゃあ火星に人を送り込んでもって感じはします。
そんなところに片道切符で人を送り込もうっていう
とんでもない計画が実際にあったりもしますが、それはそれ。
地球外の技術も投入したアッシュにとってもかなりキツい環境の様子です。

色々あって母艦の中。
イズルが人型兵器を撃つ事に躊躇したり、敵が「ヒト」である事への動揺がうかがえます。
結局のところ、「宇宙人」といっても人間とは別の動物だっていうイメージで戦っていたわけですからね。
敵が人の姿をしていたのみならず、直前には「ウルガル人」と普通に話をしていたわけですから
感覚的には地球人とほぼ一緒ですよね。
前回の話を聞く限りだと、おそらくよっぽど原始的な生命として地球に遺伝子を送り込んでいて
独自の生態系まで築くほどには独立した進化を遂げているので
ベースになった遺伝子が同じとはいえ、そこからウルガル人と同じ姿に進化する可能性はいかほどか
なんて考えたらきりがないので、そこは忘れとこう。
自分が聞き逃しただけで、何か勘違いやそれなりの設定があったら恥ずかしいし。

なんにしても、母艦内で語られる話には
ウルガルと地球との倫理感の違いが表れてますね。
ウルガル側は母艦の素材にも有機物使ってるっぽいですし
彼らにとっては有機物と無機物の境界線がないのかも?
結局のところ地球の生命もプログラムで制御されたメカニズムと言えばその通りで
倫理感を捨てて、全て化学で割り切ってしまえばウルガルに近い考え方にもなるのかもしれません。
ギリギリ生命の定義からは外れますが、ウイルスの一種であるバクテリオファージとか
ほとんどナノマシンと言ってもいいくらいですからね。

結構さらさらと語られてますが、何気に地球とウルガルの感性の違いがわかる回でした。
地球に関しては倫理の問題で色々と実験とかに歯止めがかかってた部分を
全て割り切って研究しつくしたのがウルガルという感じ。
そして今回はタマキが非常にかわいいですね。
性格がかなり分析されきってるのもあって
ほぼほぼ、利用されるだけ利用されている感じなのが気になりますが・・・。
もうちょっと人間的に扱ってほしかったかな。
そういう意味ではやっぱり感情を隠せないスズカゼが安定していました。